避暑地ダージリンへ。

In My Treasure             〜 自由であるために。自分であるために。 〜-山道の鼓動。

インドへ入国し、ジープで約5時間山道を駆け上がる。

山道の途中で、ダージリン・ヒマラヤ列車の線路が見えてきた。

この線路の上にはダージリンの町が待っている。








In My Treasure             〜 自由であるために。自分であるために。 〜-ジープで。

ジープ内には、お顔とお腹がプックリと膨らんだインドマダムの人達が何人か座っていた。

マダムトーク、お菓子、マダムトーク、お菓子。

そんな繰り返しだった。

日本の大阪のおばちゃんみたい。どこの国でもマダムは良く喋るなぁと改めて思う。
ジープ内は、笑い声が絶えない感じだった。

一番手前に座っているのは、ダージリン行きのバスで一緒だった日本人のサエコさん。
彼女は、1年前に日本を経ち世界一周の旅をインドで終えるのだという。

マダムが、彼女の額と生え際の間に赤い線を口紅で引き、インド文化を味わっていた。
(この場所に線を引くのは、インドでは女性が結婚している印)




In My Treasure             〜 自由であるために。自分であるために。 〜-鉄道来たる。
線路の向こうに青い列車が顔を覗かせてきた。

表定速度(8〜10km/h)で、ゆっくりとこっちへ。










In My Treasure             〜 自由であるために。自分であるために。 〜-Not-疾走
ダージリン・ヒマラヤ号が、目の前を駆け抜けていく。












In My Treasure             〜 自由であるために。自分であるために。 〜-町並み。
カフェのベランダから見えたダージリンの町の風景。

気候は涼しく、過ごしやすい。

イギリス植民地時代の名残のあるものも数多く存在する。

建築物、時計台、学校、classic-car....etc。

ダージリンの紅茶は、現在でもイギリス王宮の人々がこよなく愛しているらしい。




イギリスとインドは今でも繋がっている。




それなのにダージリンの町の路地に入ると

インド人の生活感のある雑多で独特な匂いが、西洋の名残りを打ち消していたりしたのは

何年もの月日が過ぎた時代の流れを感じた。

本当に別の国が作られたんだなと。

何だか不思議な感じがした。