2011-01-01から1年間の記事一覧

レバノンの奇跡。

シリアからセルビス(乗り合いバス)に乗り込み、10カ国目Lebanon(レバノン)へ。 シリアの出国審査の場所ではシリア人でごったがえす長蛇の列が出来ていた。シリア出国に約1時間〜1時間半近く待たされ、レバノンゲートでもビザ取得(2週間US14$)に約1時間…

Like a Europe

Lebanon(レバノン)の首都、ベイルートへ辿り着く。フランスの統治下にあった事から、『中東のパリ』とも呼ばれている。 レバノンの首都は、他の中東国に比べ洗練されていて、ヨーロッパの雰囲気が漂う街並。歩いてすれ違う人々も洗練された人々が多く、お…

圧倒的な存在感。

レバノンの首都、ベイルートから北東へ。ベカー高原のほぼ中央に、バールベックは存在している。 この遺跡には、フェニキアの豊穣の神バールに由来し、天地を創造する最高神ジュピター、酒神バッカス、愛と美の女神ビーナスに捧げられた3つの神殿から成り立…

Quiet morning...

次の日も朝からパルミラ遺跡をあてもなく歩く。早朝に歩くのは気持ちよく、遺跡内にも全くといっていいほど人がいない。遺跡を眺め、好きな音楽を聴きながら、いろんな事をイメージ出来る贅沢な時間。 遺跡内のだだっ広い荒野に一軒のテント張りした小さな小…

Pray &; Demo

アンマンのダウンタウンのランドマークとなっているアル・フセイン・モスク。モスクの前には、大勢のイスラム教徒が膝をつき壁の前にひれ伏す様な形で座る。 モスクとは、イスラム教の礼拝堂のことであり、仏教やキリスト教のように崇拝の対象物はなく、あく…

1000 SYP

トルコからシリア行きを断念したが、ヨルダンで宿が一緒だった日本人のケンと一緒にシリア入国を試みる事に。 シリアの国境超え(入国)は、国内の内戦や政治的な影響により、入国出来るかどうかはかなり流動的。 それに、国境越えでの審査官によってもかな…

meets Maalula

ダマスカスから乗り合いバスで約1時間。マアルーラ(Maalula)と呼ばれる小さな街にやってきた。アンチ・レバノン山脈の荒涼とした岩山の渓谷にひっそりとあり存在するその街は、標高約1650mの場所に位置する。イエス・キリストが話したと言われるアラム語…

imaging in Palmyra

ダマスカスから約3時間バスに乗り、世界でも有数の巨大な規模を誇るパルミラ(Palmyra)遺跡群へ。 砂漠のオアシスに忽然と姿を現し、黄土色の列柱群や神殿跡を残しており、シルクロード交易の隊商都市として栄えた遺跡群は今も色褪せる事なくたたずんでいる…

from Damascus

今日はダマスカス市内を散歩。まずは、旧市街のスーク(市場)に足を延ばした。 スーク(市場)と呼ばれる場所を日本で例えると、商店街のようなものだろうか。和歌山にもブラクリ丁と言われる商店街があり、高校ん時によく行った場所だ。 スークには絨毯や…

街に消えゆく白い煙。

アンマン市街地(ダウンタウン)を一望しようとジャバル・アル・カラアの丘へ朝から登る。三方が崖、残りも細い尾根という地形から、アンマンを一望するには絶好の地形らしい。 丘の斜面を利用して街が出来ているので、とても坂道の多い街になっているのが分…

Welcome to Jordan.

トルコ(イスタンブール)から空路でヨルダンへ。 当初の予定では、トルコ→シリア→ヨルダンへ陸路で南下しようと考えていたが、シリア中央部での内戦が再び勃発している状況により、・隣国とのボーダーラインが閉鎖されている状況、・トルコで同じ宿に泊まっ…

聴こえてくる音楽。

今年の4月に日本を離れ、約6ヶ月の日々が過ぎた。 「旅に出て、何が変わったの?」見てきたもの、触れてきたもの、感じたものや考えたこと。それは、きっと目に見えないものだし、それを表現するのも難しい。 日本を経つ前に、友人に言われた言葉がある。「…

処夜。

国境からセルビスという乗り合いバスにグルジア(首都:トビリシ)に着いた夜。夜中12時に着き、宿に泊まるのも遅い時間、宿を探す気力も無かったので、駅前で適当に野宿をしようかなと考える。 数人のおじいさん、おばあさんが寄って来て、「私達の家に泊ま…

無鉄砲。

トルコを旅している時に、安宿で雑誌「旅行人」に出会った。トルコ東部に、グルジア/アルメニア/アゼルバイジャンといった国があるのを知った。ロシアや中央アジア周辺にある国だろうなと、何となく知っていたが、どの場所にあるかなんてのははっきりとは…

Preparation

:旅に持っていくもの: パスポート 国際免許証 ユースホステル会員証 海外用キャッシュカード(2枚) クレジットカード(2枚) 海外保険加入証(エース保険) 予防接種証明書(コピー証) 黄熱病国際証明書(yellow card) 血液検査結果の紙パソコン(Mac …

Garata-Brigde

太陽が一日の仕事を終えようとする夕頃。街並をオレンジ色に照らす時間をゆっくりと感じてみたくなり、新市街の丘高い場所に位置する『ガラタ橋』へ。イスタンブールにある旧市街、新市街、ポスポラス海峡を挟むヨーロッパ側、アジア側を一望出来る場所へ。 …

Walking here , Feeling here.

今日は、一日イスタンブールの街をただひたすら歩いてみる。何か気になったものを写真で撮ってみる。 鳩への餌やりで稼いでいるオジさん。ジャーミィと呼ばれるイスラーム寺院の前にはとにかく鳩が多い。 トルコ語で”スィミィト”と呼ばれるゴマ付きドーナツ…

-Kapadokya-

motor bicycle traveling

朝からホテルでスープ&エキメッキの朝食をとる。スープを注文すると、このエキメッキと呼ばれるパンが木のカゴいっぱいに積まれた状態で差し出される。朝から幸せな瞬間。 トルコのチャイと呼ばれる紅茶。個人的には、インドのダージリンで呑んだ紅茶よりも…

In my way -Lost-

イスタンブールから夜行バスに揺られ、早朝6時サフランボルという小さい宿場町へ着く。イスタンブールの宿で調達したガイドブックを鞄から取り出そうとすると....無い。どこを探しても...無い。まぁ良いかっ。近くのカフェのオジさんに聞くと、朝日が見える…

Motor Cycle Diarys

"CHE"のTシャツだったり、本だったり、映画だったり...旅先の街に並んでいる。 トルコの街にも彼の姿があった。 映画「モーターサイクルダイアリーズ」: 23歳のチェ・ゲバラは、親友と共に中古のバイクに乗って南米大陸縦断の旅に出る。 それは金も、泊まる…

『Writing in my diary。』

今日もビーチ沿いで波の音だけを聞きながら、小説を読む中で感じた事や旅中に思った事を日記に書き綴っている。自分の言葉や思いに目を向ける事で、日本に居た頃に麻痺していた感覚がたくさんあったのだとこれまでの旅中でも気づいてきた。ビーチ沿いで読ん…

Istanbul moderu

イスタンブール美術館に来てみた。というか、言い方を変えれば「呼ばれた。」の。モダンアートをコンセプトに置いた美術館らしく、真っ白でシンプルな外観、内装はいかにもって感じな近代的な美術館。 全くと言っていいほどアートの世界には無縁だった。 旅…

Europe-Asia

メルハバ!(Turkey:こんにちは) 「ヨーロッパとアジアの交じり合う場所」、世界で唯一その言葉が許された場所”イスタンブール”へ。アジアを旅していた時と宗教、文化が大きく異なる。街並、人々の生活の様子(服装、雰囲気etc)、イスラム教が反映された…

Sultanahmet Camii

早朝6時。イスタンブール旧市街を散歩し、ブルーモスクの名で親しまれているスルタンアフメット・ジャーミィへ。旅に出て、少し早起きして、散歩をするのが好きになった。朝日がうっすらと映える中、澄んでいる空気を感じながら人通りの少ない路地を歩いたり…

『男二人。』

アンダマンを一緒に旅した「アツシ」。コルカタでの病院での出逢い以来、むさ苦しいインド船に乗りアンダマン諸島へ。 二人での時間が多く、いろいろ語り合った。お互いの話しをする中で、自分の中で立ち止まっていた時間が動き始めた。 彼には彼の旅が、僕…

『Calm down。』

旅中に癒されるのが「赤ちゃんの屈託のない笑顔」。ビーチを散歩しながら、ベンチに座りながら、自分の赤ちゃんの名前を想像してみる。ん〜、実際に自分の奥さんが身籠ると、そんな事を考える瞬間がきっと幸せなんだろうな。「不幸という精神状態は状態を表…

『No India,Yes India。』

南インド最南端の町、カニャークマリからバスを乗り継いで来た場所。南インドで一番のビーチと言われている『コヴァーラム・ビーチ』。シーズンでは無い為、海の青さには欠けるがビーチ沿いにRestraunt、Hotel、BARなどが建ち並ぶ。散歩したり、少しベンチに…

『Garden。』

ビーチから徒歩5分。路地裏を入り、ヤシの木が立ち並ぶ道を歩くと宿泊しているGreen.G.Hがある。朝はビーチ沿いのレストランで朝食を食べ、昼は太陽の日を避けるようにG.Hに帰る。昼寝をしたり、ベンチに座って本を読んだり、のんびりする。ここは、鳥や虫の…

『苦行。』

仏教徒にとっては最高の聖地である『ブッダ・ガヤー』へ。 バイクにまたがり、心地よい風を感じながらブッダの足跡を辿る。 ブッダはこの場所に約6年間こもり、一切飲み食いせず悟りを開く為に苦行したらしい。 一切の飲食を断じた為、ブッダの胸のあばら骨…